FIRE

3年かけて不労所得だけで生活できるようになった話

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不安から生まれたFIREへの関心

近年、日本では終身雇用や年功序列制度の崩壊、

2000万円問題などの年金問題、

また働き方改革による残業代の削減などの、さまざまな問題が発生しています。

 

これからの将来を思い描くと同時に

不安を感じる方も多くいらっしゃると思います。

 

しかし、将来に不安を感じるのは日本だけでなく世界も同じです。

 

欧米などの先進国でも、経済の停滞や社会的格差など、

人々を悩ませる問題は少なくありません。

 

だからこそ、受動的に未来を待つのではなく、

能動的に自分の未来を創造しようとする動きも出始めています。

 

その一つが、FIREの考え方です。

 

経済的自立という考え

FIREとは、Financial Independence/Retire Early 

経済的に自立をして早期退職できるくらいの資産状況にたどり着くという意味があります。

 

早期退職なので文字通り「定年退職よりも早い時期に退職する」という意味です。

 

定年制が普及している日本では、現在の定年は65歳ですが、

その前に退職することを目指しています。

 

しかし、定年後にお金が必要なのは明らかで、なんとか早期に定年を迎えたとしても、

後の生活費が足りなくなってしまいます。

 

逆に、FI (経済的自立)やRE (早期退職)を目指す人であれば

資産が十分あれば仕事は減らしたい、もしくは辞めたいと思っている方が大半だと思います。

 

FIREを達成するためにまずは経済的に自立をしなければなりません。

 

これは、支出をできるだけ少なくし、戦略的に資産を投資していくことで

より現実に近づいていきます。

 

そして肝心のFIREの目安としては、年間支出額の25倍と言われています。

 FIREを実現させる

FIREを実現させるためには達成の目安を知ることのほかに、自身の支出を把握すること、

収入を増やすことなどのステップが必要となります。

 

「4%ルール」 に沿ってお金を投資する

年間支出の25倍の貯蓄と投資の方法があれば、30代、40代で早期にリタイアすることができます。

 

例えば、年間の支出が240万円(月20万円)だとすると、

6000万円を貯金して年率4%で運用すれば、

単純なリターンを計算すると240万円になります。

 

また、マイホームをお持ちの方や、すでに住宅ローンを完済されている方は、

何の不便もなく生活できます。

 

すでに多くの資産がありそれを元手に投資をするのであれば、

年率4%のリターンを得ることはそれほど難易度が高いというわけではありません。

 

不動産投資や投資信託などで考えても

これくらいの利率のリターンを得るのは珍しくありません。

 

であればキーポイントとなるのは、

元手となる資産(年支出25年分)をいつまでに貯蓄できるのかというところです。

 

先程記述したように毎月20万円、年支出240万円でも25年分で6000万円。

この6000万円を例えば10年で貯めるとしても年間600万、

月にすると毎月50万円の貯蓄をしなくてはいけません。

 

毎月50万円の貯金となると生活費20万円と足して70万円。

毎月70万円の手取りがあるとなると年収にして1200万円ほどなくては難しいです。

 

ここで多くの方が諦めそうになるのではないでしょうか。

ただ考え方としてFIREは経済的に自立して早期退職できる状態にたどり着くこと。

 

毎月の支出を資産収入で賄えれば本業の収入に頼らずとも生計を立てることができる。

いわば経済的に自立した状態と言えます。

 

毎月の支出を投資から賄う

年収1200万円以下の会社員でも取り組める投資となると、

・株式

・投資信託

・仮想通貨

・F X

・不動産投資

などが浮かんできます。

 

株式・投資信託は取り組んでいる人も多いのではないでしょうか。

仮想通貨・F Xになると投機になるのでギャンブル要素が強くなります。

これは投資慣れした経験者でないとFIREを目指すのは難しいでしょう。

 

この中で一番おすすめしたいのは不動産投資です。

 

なぜかというと株式・投資信託・F X・仮想通貨のどれも毎月の収入が不安定です。

現在我々は会社に属することで微増微減はあれど、毎月安定的に同じくらいの給与を受け取っています。

 

十分な資産がないまま上記4つの投資で生計を立てるとなると

常に市場に張り付き、気にする必要があります。

 

その点不動産投資は家賃収入で生計を立てることができます。

家賃は入居者が住み続けている限り毎月変動したりせず一定です。

 

引っ越しがあったとしても入居需要さえあれば

次の入居者が決まり毎月安定して収入が入ってきます。

 

常に気にする必要がなく収入も安定している。

この不動産投資に加えて投資信託など何か他の投資をするのは賛成ですが、

あくまでメインは不動産投資にすることをお勧めします。

 

3年でFIREを実現させた一般会社員

それではここで、不動産投資を取り入れることによって

たった3年でFIREした方の実例をご紹介します。

 

I T企業に勤める30代男性会社員Aさん

実際に不動産投資をポートフォリオに組み込んだことによって

3年という早さでFIREを達成した34歳男性の実例です。

 

20代の頃はキャリアアップのことしか考えておらず、

投資などの資産形成はしてこなかったAさん。

 

就職してから積み立てで貯金をしていたようで

34歳の時点で600万円貯金がありました。

30代となり20代の頃より年収が上がったとともに、

結婚を機に今後のライフイベントを意識するようになり、資産形成を見直すようになったそうです。

 

当時結婚1年目で会社員として働いていた奥様は産休中でした。

結婚まで貯めてきた貯金を利用して投資によって資産拡大を実現しました。

 

彼の歩んだFIREまでのヒストリーはこうです。

 

〜2016年 コツコツと貯金し600万円の貯金

2016年〜 投資信託・株式投資などを開始 資産800万に。

2017年  不動産投資、1棟アパートを購入 毎月20万円の家賃収入

2019年  不動産投資から得たCFを利用し米国株で更に資産2000万円に。

2020年  不動産投資、2棟目のアパートを購入 毎月30万円の家賃収入 2棟で計50万円/月

 

現在では2人目のお子様が生まれ、4人家族で毎月30〜40万円の支出で生活しています。

不動産で毎月50万円の家賃収入を達成し、

37歳という年齢で資産収入だけで生活費を賄う経済的自立の条件にたどり着きました。

 

お子様がまだ小さい、ご自身も働き盛りのご年齢ということで

早期退職はせずに「いつ仕事を辞めても大丈夫なように」投資を続けています。

 

まとめ

 

現在では老後問題やコロナショックを機に、資産形成について見直す人が増えてきています。

 

経済的に自立をすることで将来への不安が一つでも多く消えるよう

投資生活を見直してみてください。

 

投資を取り入れることによって会社員が3年でFIREを達成することも可能な時代です。

 

資産形成を味方につけて将来不安が常について回る現代でも

心にゆとりを持って生きられる豊かな人生を手に入れましょう。

 

基本的なお金の知識からFIREを達成するための

使える知識を育てる『マネープロデュース』で一緒に学びましょう。