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賢い人はみんな使ってる?ネットバンクのススメ

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早速ですが、あなたは貯金をしていますでしょうか。

 

日本は個人金融資産1,800兆円のうち半分以上を

預金として保持しているというデータがあります。

 

今のところ日本人の多くが最も信頼を置いているポートフォリオが

「銀行預金」なのです。

 

ですが、日本は今超低金利時代です。

大手メガバンクの金利は何と0.02%程度。

 

銀行に100万円預けたとして、

1年で増える金利は200円。

100年預けたとしても増えるのは2万円だけです。

 

どうせお金が増えないのであれば貯金していてももったいないということで、

最近では投資を始める人が増えてきましたが、

 

「投資ってよく分からないからまずは勉強したい」

「投資は考えてないけど銀行預金もなんか損している気分…」

という方にはネットバンクをオススメします。

 

ネットバンクって何

ネットバンクとはそもそも何かというと、

オンラインに特化したサービスを提供する銀行のことです。

 

基本的にはスマートフォンを使ったオンラインで

口座開設、残高照会、預金、振込、振替などの手続きが完結します。

 

一般的な銀行と異なる点としては支店を持たない、

またはあっても数が限られているという点です。

 

ネットバンクのメリット

オンライン上で完結する

口座開設は個人情報書類があれば基本的に

どこでもスマートフォンを通して手続きすることができます。

かかる時間は基本的に10分未満です。

 

開設後も、残高照会、振込、預金など、

今まで銀行やATMで行っていた作業を

スマートフォンだけで済ませることができます。

 

手数料が比較的安い

通常の銀行では、窓口で600〜800円、

ATMで200〜400円の送金手数料がかかりますが、

ネットバンクでは無料〜300円で済みます。

 

金利が比較的高い

従来の銀行の普通預金の金利は

冒頭で話したように大手メガバンクでも0.02%程度とゼロに近いですが、

ネットバンクの普通預金の金利は0.1〜0.2%とかなり高いです。

 

口座に100万円預けた場合の金利による1年の増加分

従来の銀行:200円

ネットバンク:2000円

 

従来の銀行金利では年に200円ほどしか増えませんが、

例えばコンビニなどのATMでお金を引き出すときの手数料を考えれば

1〜2回引き出しを行ってしまえば、もう1年分の利息は無くなってしまいます。

 

24時間取引可能

従来の銀行は、実店舗やA T Mでの手続きをするために

営業時間などで時間の縛りがありましたが、ネットバンクの場合

システムメンテナンスなどを除いては、基本的に24時間取引できる銀行が多いです。

 

パソコンやスマートフォンを使って、24時間いつでもオンラインで銀行取引ができます。

 

ATMパートナーシップ

実店舗がないため現金を引き出す場合などは、

コンビニやスーパーにあるATMを利用できます。

手数料に関してはATMによって異なります。

 

預金保護

従来の銀行と同様に、ネットバンクも政府によって認可されており、

預金保険機構の保険に加入しているので、万が一銀行が破綻した場合でも、

元利金が1,000万円以下の円預金は保護されます。

 

ネットバンクのデメリット

どこでも利用できて、手数料がかからず金利も高いということで

メリットが多いように感じますが、次にデメリットも見てみましょう。

 

システムメンテナンス中はサービス停止

ネットバンクの利点として、24時間いつでもご利用いただけるという点がありますが、

システムメンテナンス中はサービスが停止します。

 

ユーザーへの影響を最小限に抑えるため、

メンテナンスは深夜や短時間で行われることが多いのが特徴です。

 

セキュリティの不安

ワンタイムパスワードや不正サイトの検出など、

さまざまなセキュリティ対策が施されています。

 

ワンタイムパスワードを設定していない利用者の不正送金被害はこれまでも非常に多く、

オンラインで済ませられるからこそ、セキュリティ対策をしっかりとしておく必要があります。

 

ただ、不正引き出しをされた場合は

その金額を全額保証するという発表がされています。

 

管理ID・パスワードの失念の場合使用不可能になる

セキュリティ上の理由から、ネットバンクの利用には

IDとパスワードの入力が必要となります。

IDやパスワードを忘れてしまうと、

本人であってもログインできず、取引ができなくなります。

 

また、パスワードを繰り返し何度も間違えると、

セキュリティ上の理由から自動的にアカウントが閉鎖されます。

リセットするには、カスタマーサービスに電話、またはメールで連絡する必要があります。

 

口座振替に指定することができない場合がある

ネットバンク口座を公共料金の口座振替に利用できない場合があります。

 

その場合は、クレジットカードでのお支払いや、

店頭(預り所)などでのお支払いが必要となり、

口座から引き落とされる場合があります。

 

住宅ローンでの不便がある

ネットバンクのローンは審査が厳しく、

書類作成にも時間がかかる傾向があります。

しかし、コストが低いため、銀行によっては金利が低く、

保証料がかからないところもあります。

 

預金通帳がない

ネットバンクの場合、お金の出し入れは即座にアプリやサイトのマイページなどに反映されます。

大きな出入金であればメールでの通知も来るように設定できます。

 

預金通帳での管理に慣れている方であれば

手元に通帳がないことに違和感を感じるかもしれませんが

ネットバンクはアプリやサイトを通して

必要な記録はしっかりと確認することができます。

 

人気の高いネットバンク

人気1位 あおぞら銀行

・驚異の金利0.20%を提供中!

・2021年のネット銀行ランキングで1位を獲得

 

人気の秘密は、金利の高さにあります。

普通預金金利で業界1の銀行になることを目標に掲げており、

実際に業界トップレベルの金利で人気のネットバンクです。

 

あおぞら銀行のストロングポイントとして挙げられるのが、

金利の高さに加えて、ゆうちょ銀行ATMだと出勤手数料が年中無料ということです。

 

ただ郵貯銀行以外のATMでは手数料がかかってしまいます。

 

ゆうちょ銀行のATMは全国に設置されており、

郵便局やデパート、店舗によってはファミリーマートでもゆうちょ銀行ATMを設置しているところもあるので、

引き出す際に近くになくて困ることはなさそうです。

 

人気2位 楽天銀行

楽天銀行と楽天証券の口座を連携させている場合

普通預金の金利が0.02%から0.10%に!

 

楽天銀行最大のメリットは、楽天証券と連携している「マネーブリッジ」というサービスを利用することで、金利が0.02%から0.10%へと大幅に高くなるという点です。

楽天証券口座を開設すると同時に楽天銀行口座の解説ができます。それぞれの口座を連動するように設定すれば手順は完了となります。

 

人気3位 SBJ銀行

定期預金の金利を最高水準で提供!

ATMの引き出し手数料や振込手数料も非常にお得です。

 

2022年2月9日まで、金利は、

1年定期で0.25%

2年定期で0.30%

3年・5年定期で0.35%

のキャンペーン中となっています。

 

しばらくお金を使う予定がないのであれば、

SBJ銀行の定期預金で運用する価値はあると思います。

 

またファミリーマート、セブンイレブン、ミニストップのATMは、

月10回以上の引き出し手数料、月5回以上のATM振込手数料が無料なので、

お店のATMを頻繁に利用したり、他行への振込をしたりしても心配ありません。

※2021年度お金の総合サイトザイオンライン調べ

 

まとめ

ネットバンクの良さは手数料が低く金利が高い、

お店に行かなくてもオンライン利用できるため時間の節約になる、

24時間いつでも利用できる、残高や取引情報はいつでもスマホから確認できる。

と、優れた点がたくさんあります。

 

現在店舗での銀行預金を利用されている方で特にこだわりがないのであれば、

これを機にネットバンクの口座を開設してみるのもいいかもしれません。

 

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